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嫌いにさせないで

転職活動をしている人の大半はこんな経験をしていると思う。

 

書類選考の合否連絡が一向に来ない。

あんなに熱い想いを綴った志望動機を書いたのだから書類くらい通るとだろう。

でも待てど暮らせどなんの音沙汰もなく…

 

私も嫌というほど経験している(現在進行形)

数打ちゃ当たる戦法ではなく、やはり好きな会社、興味がある会社、やりがいがありそうな会社を選んではその会社のことを調べまくり御社でどうしても働きたいんです!と、千尋ほど可愛くはないし可愛くも言えないが、それなりに心をこめて書いた志望動機。

一度くらい面接してくれてもいいじゃないですか?

 

しかし何度パソコンメールの送受信を繰り返しても、何度スマホの着信を確認しても、身体の真ん中に空いた穴がどんどん深くなるような痛みを感じながらその無言を受け止める。

 

1日経ち、2日が経ち、まあそんなに早くは連絡できないよね、と自分に言い聞かせる。

3日目から徐々に焦りだし、絶望を意識する。

5日目ともなると諦めなよ、と頭の中の私が諭す。

週末が早く終わればいいのになんて思うことはこんなことでもないと絶対に思わないだろう。

 

軽く1週間が経ち、2週間目に入ったあたりでようやく待望の差出人と用件名。

この時点では9割は諦めているのだが、残りの1割にどうしても期待と希望を抱いてしまう。

 

残念ですが…

 

八つ当たりだし、筋違いだし、向こうには何の非もない(はず)だけど、倒産してしまえ、と思うよね?

思わない?

 

おおかた書類選考して数日もかからずに結果は出ていたはずでしょ?

どれだけ寝かせておけば満足なわけ?

すぐに不採用の返事出したら熟考してないんじゃないかと思うとか考えているわけ?

 

さっさと返事してよ!

下手な期待持たせるなよ!

 

好きな会社が一瞬にして憎悪の対象となり、何かこの会社の不穏なニュースでも入ってこないかとマイナスな興味を持ち、こんなとき紙で連絡してくれれば燃やして灰となっていく姿を楽しめるのに、現代の不採用連絡はメール。

パソコンをぶん殴ってもすぐに自分が後悔するからそんなことしませんよ。

 

半日くらいは真剣に呪いを学ぼうかと藁人形と五寸釘の通販を考える。

でも翌日が来ると、アホらし!私を採らないなんて世間が認めても私が認めん!と負け犬の遠吠えとわかりつつも、新たな求人情報の砂漠へと足を踏み出すのです。

 

踏み出さないと、未来はないからね。

 

 

と、まあ明るい未来に希望を抱いて締めたいんだけど、こういう流れになるのは稀でほとんどは今すぐにでも地球が滅びることを祈りながら眠れない夜を過ごすのでした。